今から25年くらい前だろうか。若いアメリカ人がプリンターなしでディスプレイ画面を見ているだけで複雑なプログラムの開発をしているのに驚いたものだ。当時の日本人はみなプログラムのソースコードを紙のリストにして修正箇所を発見したりしていたものだ。その時の若手のコンピュータサイエンスを学んできた彼らは、画面スクロールだけで、何ごともなかったように問題解決をしていったのだ。私は、なぜそんな落ちつかない小さな画面で、全体を見渡せるのかが不思議でならなかった。彼らは、全体をつかみながらその部分を把握して、記憶しているということだろうか。

メールやファックスでもソフトコピー(画面表示だけで)で済む場合は増えている。長いメールでも、今ではプリンターに打ち出して紙でじっくり読む人は少なくなっているだろう。ちょっとしたフラッシュニュースでも同様だ。一般の新聞記事もそうなりつつあるのではないか。画面で雑誌を見ることに、私も慣れてきた。長年聴いている「ビジネス英会話」、これもオンラインテキストを4ヶ月使ってみた。当初はとてもストレスがわいたが、それとて必要な所を印刷できれば(できないオンライン雑誌会社もある)、ことはたりる。紙の雑誌はその後に見ることはないので、今後にもとに戻ることはないと思う。
オンラインブックも数冊持ち歩くことを考えれば、Kindleアプリで処理できればスマートだ。一覧性がないのは不満だが、そんなものだと思えば、そのうち慣れていくのだろう。私の授業で使うテキストも、今年からKindle本を使い、必要な所は大型ディスプレイ画面で見せるようにしている。本もいずれ、ソフトコピーが主流の時代になっていくのだろう。

個人の利用で印刷が必要になるのは、年賀状と論文の推敲の時くらいだ。それとてメールやソフトコピーで済む時も多い。プリンターはもしもの時に備えておきたいものの、出番は大幅に減ってきている。その数少ない年賀状印刷時には毎年決まって色がでない。カートリッジを見ると、一年間未使用のままなので固まってしまっている(笑)。あわてて買いにいくのだか、年賀状1枚当りに換算すると、とても高いコストになっているのがわかる。

 

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